2006年02月23日
Scene 104 [NO DIRECTION HOME]
[Another Side of Tennis]
坂東海
Scene 104
[NO DIRECTION HOME]
一時期より足繁く通わなくなったとは言え、本屋とCD屋には良く寄っているつもりだった。
先日何気なくネットを覗いてたら、ダブルプレー/ロバート・B・パーカー。
(ワオッ!スペンサーシリーズの新刊か?!うん?“スペンサー・シリーズの著者が放つ、メジャーリーグ・サスペンス!”おおっ!こいつはスゲエや!えっ?!2005年2月出版??)
何と1年前に出版されていた…。
更に検索して行くと、冷たい銃声/ロバート・B・パーカーとスペンサー・シリーズの新刊が去年の12月に出てた。
慌ててネット上で買う事はせず、本屋へ急いでロバート・B・パーカーのコーナーへ。
(2冊共あった!初版かな…)と本の最後を確認する。
俺は好きな作家の新刊は初版狙い。
幸い2冊共に初版。
ここと吉祥寺南口前の本屋は、他のデカイ本屋で初版が売り切れてても初版が残っている事が多いんだ。
そんな事があって数週間後本屋に入って文庫コーナーをぶらついていたら、メランコリー・ベイビー/ロバート・B・パーカー。
サニー・ランドル・シリーズの新刊!
慌てて手に取り、又本の最後を見る。
2005年11月15日発行の初版。
(何でここまで気付かないかなあ…)と自分が疎くなった気がして来るが、(平積みされる本やCDと俺の感性が合ってた事は殆どないから仕方ない)と気を取り直す。
冷静に考えるとロバート・B・パーカーは、以前はスペンサー・シリーズが年1冊出るだけだったのに、サニー・ランドル・シリーズ、ジェッシイ・ストーン・シリーズと増え、この一年は3冊の新刊を出してる訳だ。
作家という他人が仕事を理解し辛い仕事だが、70才を越したロバート・B・パーカーが質を保つどころか更に高めつつ、創作数を増やして行く姿勢には感服するしかない。
そう言えばもうじき来る60才超のストーンズも、数日前コパで120万人だか200万人のライヴやってたなあ。
数週間前にぶっ飛んでたライヴをかましてた甲斐も50才超。
こうなると今年はディランも観たいなあ。
とりあえず好評で公開延長になった[ノー・ディレクション・ホーム]を観に行かないと。
[テニス]で登録したGoogleアラートが、女子テニス最新世界ランキングを伝えて来る。
杉山愛:26位、浅越しのぶ:56位、森上亜希子:57位、中村藍子:64位、小畑沙織:100位。
その次の記事は杉山選手のドバイでの初戦敗退。
字面や数字の表面的な事だけでなく、彼女達の躍動、落胆が見える気がするが、やはりその努力の量、自分を律する力は俺なんかには想像もつかないんだろうと考える。
全豪での怪我をマイアミで癒し、更にパワーアップしているであろう森上選手に、もし言葉をかけれるなら一言「大変でしたね」、いやっ陳腐に「頑張って下さい」としか言えない気がする。
今も世界のどこかでストイックに自分と向き合っているスペシャリスト達に乾杯!
そして誰が見ていようがいまいが、毎日人生って奴と向き合ってる人達にも乾杯!
2006.2.21
Shibakubochou
坂東海
Scene 104
[NO DIRECTION HOME]
一時期より足繁く通わなくなったとは言え、本屋とCD屋には良く寄っているつもりだった。
先日何気なくネットを覗いてたら、ダブルプレー/ロバート・B・パーカー。
(ワオッ!スペンサーシリーズの新刊か?!うん?“スペンサー・シリーズの著者が放つ、メジャーリーグ・サスペンス!”おおっ!こいつはスゲエや!えっ?!2005年2月出版??)
何と1年前に出版されていた…。
更に検索して行くと、冷たい銃声/ロバート・B・パーカーとスペンサー・シリーズの新刊が去年の12月に出てた。
慌ててネット上で買う事はせず、本屋へ急いでロバート・B・パーカーのコーナーへ。
(2冊共あった!初版かな…)と本の最後を確認する。
俺は好きな作家の新刊は初版狙い。
幸い2冊共に初版。
ここと吉祥寺南口前の本屋は、他のデカイ本屋で初版が売り切れてても初版が残っている事が多いんだ。
そんな事があって数週間後本屋に入って文庫コーナーをぶらついていたら、メランコリー・ベイビー/ロバート・B・パーカー。
サニー・ランドル・シリーズの新刊!
慌てて手に取り、又本の最後を見る。
2005年11月15日発行の初版。
(何でここまで気付かないかなあ…)と自分が疎くなった気がして来るが、(平積みされる本やCDと俺の感性が合ってた事は殆どないから仕方ない)と気を取り直す。
冷静に考えるとロバート・B・パーカーは、以前はスペンサー・シリーズが年1冊出るだけだったのに、サニー・ランドル・シリーズ、ジェッシイ・ストーン・シリーズと増え、この一年は3冊の新刊を出してる訳だ。
作家という他人が仕事を理解し辛い仕事だが、70才を越したロバート・B・パーカーが質を保つどころか更に高めつつ、創作数を増やして行く姿勢には感服するしかない。
そう言えばもうじき来る60才超のストーンズも、数日前コパで120万人だか200万人のライヴやってたなあ。
数週間前にぶっ飛んでたライヴをかましてた甲斐も50才超。
こうなると今年はディランも観たいなあ。
とりあえず好評で公開延長になった[ノー・ディレクション・ホーム]を観に行かないと。
[テニス]で登録したGoogleアラートが、女子テニス最新世界ランキングを伝えて来る。
杉山愛:26位、浅越しのぶ:56位、森上亜希子:57位、中村藍子:64位、小畑沙織:100位。
その次の記事は杉山選手のドバイでの初戦敗退。
字面や数字の表面的な事だけでなく、彼女達の躍動、落胆が見える気がするが、やはりその努力の量、自分を律する力は俺なんかには想像もつかないんだろうと考える。
全豪での怪我をマイアミで癒し、更にパワーアップしているであろう森上選手に、もし言葉をかけれるなら一言「大変でしたね」、いやっ陳腐に「頑張って下さい」としか言えない気がする。
今も世界のどこかでストイックに自分と向き合っているスペシャリスト達に乾杯!
そして誰が見ていようがいまいが、毎日人生って奴と向き合ってる人達にも乾杯!
2006.2.21
Shibakubochou
2006年02月09日
Scene 102 [No.1のバラード]
[Another Side of Tennis]
坂東海
Scene 102
[No.1のバラード]
2月の1週目の金土日。
3日連続で昼は東京体育館、夜はSHIBUYA O-EASTと通い詰めた。
東京体育館は勿論、[東レPPOテニス]、SHIBUYA O-EASTは甲斐よしひろ[ROLLING CIRCUS REVUE]3days。
えっ?!「仕事しろ!」!?うるせえなあ…This is my Business!
2/3(金)
第1試合でシャラポア、第2試合でヒンギスが共にあっさり勝ち、2/4(土)の準決勝で当たる事が決まった。
他の試合も少し観た後渋谷に向い、道玄坂を登り百軒店からO-EASTへ。
程なくして聴く者を高揚させる様な性急にさせる様なドラムからLiveが始まった。
“この世にお前と 比較できる女は いないと思ってる俺 お前もおもってくれるかい”
カッコイイ…。
終演後、渋谷の賑やかさには混じりたくなく、ホテル街を東急本店側に降り原宿方面に向かい携帯でCall。
「すげえ良かったぜ!ポケ瓶1本軽く空いたよ!」
そのままゴールデン街で盛り上がるものの、後残り2日間を考え地味に終電で帰宅。
2/4(土)
注目のシャラポアvsヒンギス。
トーナメント開始前に唯一全席Sold outになっていたこの日。
ラッキーな観衆からはヒンギス復活を望む雰囲気が漂っている。
両選手の入場から緊張感が走る。
ヒンギスは、予測、ポジショニングは勿論、体幹の使い方、二の腕のパワーが以前より格段に良くなっているのが、シャラポアと対戦した事で良くわかる。
コトンと落ちたネットイン同様、シャラポアがヒンギスの手中に落ちた。
前日のオープニングに引っかけて、キラー・ストリート(甲斐バンドの1984年のナンバー)を渋谷に向う。
ライヴは又しても素晴らしかった。
この日しか来れないダチは「絶対今日が一番いい!」と自分を納得させていた。
ライヴ中にクラブ内のバーでしこたま呑み、珍しく直帰。
2/5(日)
東レPPO決勝はマスコミの扱い同様、シャラポアvsヒンギスがピークだった様で、ヒンギスがデメンティエワに完敗して閉幕。
でも会場内では既に来年のアリーナ特別席の予約が始まっていて、来年もテニス界が盛り上がる気がして嬉しい。
No.1になる、No.1でいる、No.1に戻る、いずれもタフな事だよなあ…と会場を後にする。
まだ明るい円山町を冷やかしで流した後、O-EAST入り。
最終日特有の盛り上がりの中の5曲目、甲斐が唄い出したのは[No.1のバラード]。
“君は手をだせば何でも手に入ったし 大声だして指させば まわりが動いてくれた やる事なす事うまくいって 悦に入ってたよね 両手が見栄と胡坐でいっぱいだった”
最後は“こちとらはとてもうるさいのに どう思う 今の自分を カードでもやってみるかい 明日の運試しにでもさ”と唄い、更に“ははっ”と嘲り笑う、デビューアルバムに入っていたこのアイロニーたっぷりのナンバーが、30年以上走り続けて来たシンガーが今唄うことでポジティブに響く。
過去なんてクソだよな!でも今の俺は一体何者なんだい…。
ゴールデン街で終電迄のつもりが、腰を浮かせた瞬間に入って来たダチと盛り上がり、今西武新宿側で揚げ焼き餃子でビール。
さてそろそろ始発で帰るかな。
2006.2.6
Seibu-Shinjuku
坂東海
Scene 102
[No.1のバラード]
2月の1週目の金土日。
3日連続で昼は東京体育館、夜はSHIBUYA O-EASTと通い詰めた。
東京体育館は勿論、[東レPPOテニス]、SHIBUYA O-EASTは甲斐よしひろ[ROLLING CIRCUS REVUE]3days。
えっ?!「仕事しろ!」!?うるせえなあ…This is my Business!
2/3(金)
第1試合でシャラポア、第2試合でヒンギスが共にあっさり勝ち、2/4(土)の準決勝で当たる事が決まった。
他の試合も少し観た後渋谷に向い、道玄坂を登り百軒店からO-EASTへ。
程なくして聴く者を高揚させる様な性急にさせる様なドラムからLiveが始まった。
“この世にお前と 比較できる女は いないと思ってる俺 お前もおもってくれるかい”
カッコイイ…。
終演後、渋谷の賑やかさには混じりたくなく、ホテル街を東急本店側に降り原宿方面に向かい携帯でCall。
「すげえ良かったぜ!ポケ瓶1本軽く空いたよ!」
そのままゴールデン街で盛り上がるものの、後残り2日間を考え地味に終電で帰宅。
2/4(土)
注目のシャラポアvsヒンギス。
トーナメント開始前に唯一全席Sold outになっていたこの日。
ラッキーな観衆からはヒンギス復活を望む雰囲気が漂っている。
両選手の入場から緊張感が走る。
ヒンギスは、予測、ポジショニングは勿論、体幹の使い方、二の腕のパワーが以前より格段に良くなっているのが、シャラポアと対戦した事で良くわかる。
コトンと落ちたネットイン同様、シャラポアがヒンギスの手中に落ちた。
前日のオープニングに引っかけて、キラー・ストリート(甲斐バンドの1984年のナンバー)を渋谷に向う。
ライヴは又しても素晴らしかった。
この日しか来れないダチは「絶対今日が一番いい!」と自分を納得させていた。
ライヴ中にクラブ内のバーでしこたま呑み、珍しく直帰。
2/5(日)
東レPPO決勝はマスコミの扱い同様、シャラポアvsヒンギスがピークだった様で、ヒンギスがデメンティエワに完敗して閉幕。
でも会場内では既に来年のアリーナ特別席の予約が始まっていて、来年もテニス界が盛り上がる気がして嬉しい。
No.1になる、No.1でいる、No.1に戻る、いずれもタフな事だよなあ…と会場を後にする。
まだ明るい円山町を冷やかしで流した後、O-EAST入り。
最終日特有の盛り上がりの中の5曲目、甲斐が唄い出したのは[No.1のバラード]。
“君は手をだせば何でも手に入ったし 大声だして指させば まわりが動いてくれた やる事なす事うまくいって 悦に入ってたよね 両手が見栄と胡坐でいっぱいだった”
最後は“こちとらはとてもうるさいのに どう思う 今の自分を カードでもやってみるかい 明日の運試しにでもさ”と唄い、更に“ははっ”と嘲り笑う、デビューアルバムに入っていたこのアイロニーたっぷりのナンバーが、30年以上走り続けて来たシンガーが今唄うことでポジティブに響く。
過去なんてクソだよな!でも今の俺は一体何者なんだい…。
ゴールデン街で終電迄のつもりが、腰を浮かせた瞬間に入って来たダチと盛り上がり、今西武新宿側で揚げ焼き餃子でビール。
さてそろそろ始発で帰るかな。
2006.2.6
Seibu-Shinjuku