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Scene 102 [No.1のバラード]

[Another Side of Tennis]
坂東海

Scene 102
[No.1のバラード]

2月の1週目の金土日。
3日連続で昼は東京体育館、夜はSHIBUYA O-EASTと通い詰めた。
東京体育館は勿論、[東レPPOテニス]、SHIBUYA O-EASTは甲斐よしひろ[ROLLING CIRCUS REVUE]3days。
えっ?!「仕事しろ!」!?うるせえなあ…This is my Business!

2/3(金)
第1試合でシャラポア、第2試合でヒンギスが共にあっさり勝ち、2/4(土)の準決勝で当たる事が決まった。
他の試合も少し観た後渋谷に向い、道玄坂を登り百軒店からO-EASTへ。

程なくして聴く者を高揚させる様な性急にさせる様なドラムからLiveが始まった。
“この世にお前と 比較できる女は いないと思ってる俺 お前もおもってくれるかい”
カッコイイ…。
終演後、渋谷の賑やかさには混じりたくなく、ホテル街を東急本店側に降り原宿方面に向かい携帯でCall。
「すげえ良かったぜ!ポケ瓶1本軽く空いたよ!」
そのままゴールデン街で盛り上がるものの、後残り2日間を考え地味に終電で帰宅。

2/4(土)
注目のシャラポアvsヒンギス
トーナメント開始前に唯一全席Sold outになっていたこの日。
ラッキーな観衆からはヒンギス復活を望む雰囲気が漂っている。
両選手の入場から緊張感が走る。
ヒンギスは、予測、ポジショニングは勿論、体幹の使い方、二の腕のパワーが以前より格段に良くなっているのが、シャラポアと対戦した事で良くわかる。
コトンと落ちたネットイン同様、シャラポアヒンギスの手中に落ちた。

前日のオープニングに引っかけて、キラー・ストリート(甲斐バンドの1984年のナンバー)を渋谷に向う。
ライヴは又しても素晴らしかった。
この日しか来れないダチは「絶対今日が一番いい!」と自分を納得させていた。
ライヴ中にクラブ内のバーでしこたま呑み、珍しく直帰。

2/5(日)
東レPPO決勝はマスコミの扱い同様、シャラポアvsヒンギスがピークだった様で、ヒンギスデメンティエワに完敗して閉幕。
でも会場内では既に来年のアリーナ特別席の予約が始まっていて、来年もテニス界が盛り上がる気がして嬉しい。
No.1になる、No.1でいる、No.1に戻る、いずれもタフな事だよなあ…と会場を後にする。

まだ明るい円山町を冷やかしで流した後、O-EAST入り。
最終日特有の盛り上がりの中の5曲目、甲斐が唄い出したのは[No.1のバラード]。
“君は手をだせば何でも手に入ったし 大声だして指させば まわりが動いてくれた やる事なす事うまくいって 悦に入ってたよね 両手が見栄と胡坐でいっぱいだった”
最後は“こちとらはとてもうるさいのに どう思う 今の自分を カードでもやってみるかい 明日の運試しにでもさ”と唄い、更に“ははっ”と嘲り笑う、デビューアルバムに入っていたこのアイロニーたっぷりのナンバーが、30年以上走り続けて来たシンガーが今唄うことでポジティブに響く。
過去なんてクソだよな!でも今の俺は一体何者なんだい…。

ゴールデン街で終電迄のつもりが、腰を浮かせた瞬間に入って来たダチと盛り上がり、今西武新宿側で揚げ焼き餃子でビール。
さてそろそろ始発で帰るかな。

2006.2.6
Seibu-Shinjuku
KAI | 投稿者 坂東海 00:01 | コメント(0)| トラックバック(0)
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